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太古のお絵かき手順 1/2 [お絵かき]

太古のお絵かきの手順を再現してみました。


《用意するもの》
  • 元となる原画
  • トレーシングペーパー
  • 方眼紙
  • 食品用ラップ
  • 鉛筆/シャーペン
  • 油性ペン


トレーシングペーパーは、原画を写し取るのに使用します。
方眼紙は、原画を拡大/縮小するためのものです。原画が画像サイズと同じなら必要ありません。
食品用ラップは、パソコンの画面(当時はブラウン管)に貼り付けて、線画を写し取るために使用します。



《お絵かきの準備》

1. トレーシングペーパーを原画に重ね、鉛筆で元になる原画から輪郭を写し取ります。

2. 拡大/縮小が必要な場合は、トレーシングペーパーの下に方眼紙を重ね、マス目サイズの異なる別の方眼紙にフリーハンドで書き写すことで拡大/縮小します。
これで画面サイズと同じ大きさの線画ができました。

3. 線画の上に食品用ラップを重ね、油性ペンでラップに線画を書き写します。
出来上がった線画ラップは、上に保護用のラップを重ね、破れにくくしておきます。
上に重ねることで、擦れて消えることを防ぐ効果もあります。

4. ブラウン管に線画を書き写したラップを貼れば準備は完了です。
ブラウン管は静電気を帯びているので、簡単に密着してくれます。



《あの頃は…回想》

 普通は雑誌の巻頭カラーページの原画等を元にして書き写すのですが、つわものは布製カバンのキャラクタからトレーシングペーパーに書き写したそうです。

 最初は食品用ラップではなくアニメ用のセルを使う手を考えたのですが、店が10枚単位で小口売りをしてくれなかったので断念しました。
 当時のブラウン管モニタは映像面がフラットではなかったので、セルを貼り付けても密着しなかったため、見る位置によってズレが出ることも、セルを使うのをやめた理由の一つです。


この続き「太古のお絵かき手順 2/2」はこちら
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コメント 2

本名荒井

フラットヘッドスキャナが一般的でなかった頃は、原画をPC上で再現するために、あらゆる手段を用いてました。コピー機も個人で持てなかったものだから、本屋やスーパーにある10円コピー機のお世話になりっぱなし。
窮すれば通ずというか、機材がないから知恵と工夫を凝らして何かを実現するというのは、あの頃の常でしたね。

by 本名荒井 (2009-04-05 22:12) 

Thunderbolt

本名荒井さん、コメントありがとうございます。

>機材がないから知恵と工夫を凝らして何かを実現する
うんうん、ラップを使う手法は試行錯誤の中から生まれた低コストの良い方法です。

青焼きだと乾くまで待ってないといけないし、書籍だと露光できなかったので、ドライコピーだけでも凄く便利に感じた時代でした。 今ではFBスキャナ付きのプリンタが数万円で買えるのですから隔世の感があります。

でも、あまり便利になりすぎると、想像力/発想力が減退してしまうのじゃないかと心配な今日この頃です。

by Thunderbolt (2009-04-06 00:29) 

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